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MAPS スタッフメッセージ

スタッフコラム



 

このコーナーでは、MAPSスタッフが日々の出来事に対して

コラム&トピックスの形でメッセージを発信していきます。


またコラムでは、2つのテーマに沿って記事を投稿していきます。

1つは「日々の出来事に対する“疑問”や“気づき”」。

もう1つは「“マーケティング”に対する個人の考え」です。
   

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♯2 『文章力〜その2〜』


読み手のレベルに表現を合わせるべきか否か?
書き手が自在に文章のレベルを変化させることができたと仮定して、
はたして読み手のレベルに合わせることは、どの程度必要なのでしょうか。

というのも、書いていて思い出したことが、昔私が感じていたこんな体験。

学生の頃、入試や試験問題で出題される“現代文”。
そこで出される文章はどうしてこうも難しい文章ばかりなのだろうか、とよく思ったものです。

この疑問も今思い返せば、自分の読解力が文章に追いついていなかっただけの恥ずかしい話
なのですが、私と同じように読解に苦労した人が多くいたことも事実でしょう。
例えば、入試で引用される文章は、入試のためだけに書かれたものではありません。
多くが市販されたものの引用です。
つまり受験生たちをただ苦しめるためだけに生まれた文章ではないはずです。
にもかかわらず難解な文章。

多くの人に読んでもらうためには、書き手は平易に表現することもできたはずです。
ではなぜそうしなかったのでしょうか。

それは伝えたいことを絞ったからではないでしょうか。
専門的、学術的な論文にジョークやユーモアを織り込むことは不可能ではありません。
しかし、それをしてしまうと本当に伝えたいことがブレてしまいます。
伝えたいことを絞ると、おのずと表現は限られてくるのです。

その上で書き手が絶対に意識すべきこと、それは具体的なターゲット、つまり読み手を定めることでしょう。
誰に向けて書くのかが、何について書くのか以上に大きく問われます。
万人向けの文章が、中身が無い文章になりかねないのは、中身が誰にも刺さらない状態に陥っているからです。
そして最悪の結果、誰にでも伝えたい文章は、誰にも伝わらない文章となるのです。

読み手の立場で、もし皆さんが内容のよくわからない文章と遭遇してしまった場合は、
割り切って読み飛ばしてしまってよいでしょう。
それは皆さんがターゲットではないか、書き手のターゲット設定が曖昧なだけなのですから。
学術的論文を読みづらいと感じるのは、読み手がターゲットから外れているからです。
ただ簡易な文章を読み辛いと感じるのは、書き手がターゲットの設定を怠ったからです。

少し話を前に戻しますが、
「読み手のレベルに表現を合わせるべきか否か?」に対する私の回答は、否です。
表現方法一つひとつに絶対の優劣などなく、各々が伝えやすい専門の内容を持っています。
いわば独自の“表現力”です。
ジョークにはジョークで伝えられる“おもしろさ”があり、それを別の方法で表現することは至難の業です。

コラム(#1)で書いた「シンプルはベストではない」とは、シンプルな表現をただ目の敵にしたわけではありません。
シンプルな表現は、それに見合った内容を鮮やかにわかりやすく示すものであって、決して万能な表現ではないということ。
さらに書き手が読み手(ターゲット)を定めなければ、その表現が本来持っている表現力すら発揮しないのです。

→次回に続きます

◎“シンプルな表現に見合った内容”とは一体どのようなものでしょうか?

  
   
 
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